労働すれば、それへの対価として給与が支払われます。

意外と知られていない日給の仕組み

給与体系の一つとしての日給月給制

意外と知られていない日給の仕組み
労働すれば、それへの対価として給与が支払われます。給与の支払い方はいろいろとありますが、会社の事情に応じて給与体系を設定しています。アルバイトやパートなどの非正規労働者であれば時給で、正社員は月給で、契約社員は日給で、など、雇用形態によって給与の支払い方法を使い分けたりしている場合もあります。時給制は、文字どおり1時間あたりいくらと単価を設定して、労働時間に応じて給与を支払うという制度です。これに対して日給制は、いわゆる日雇い労働者について適用される場合が多いです。労働時間に関係なく一日の賃金額が定められいて、支払いもその日に支払うということが多いようです。

正社員であれば、完全月給制であることがほとんどです。ノーワークノーペイの原則、すなわち働いてない時間については給料を支払わなくてもいいことになりますが、完全月給制の場合は遅刻、早退、欠勤があっても、それに伴う給与の減額はありません。これに対する制度としてあるのが、日給月給制です。遅刻、早退、欠勤などをした場合は、就業規則など会社の規定に基づき、給与から働かなかった分に相当する額が減額されます。ノーワークノーペイの原則にも適っていますので、給与不払いには該当しないことになります。同じ月給制でも大きく異なりますので、採用の際には労働条件として確認しておく必要があります。


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